自宅でのネットサーフィンやYoutube用ぐらいしか使っていなかったipadを最近会社でも使うようになりました。使いこなしはこれからなんですが、気になったことのひとつにボディーの材質があります。iPadのサイトにはこんなアピールがあります。
薄くて軽いのに、壊れにくいボディ
頑丈に設計されているので、安心して好きな場所に持ち運べます。
100パーセント再生アルミニウムで作られた初めてのiPadです。
えっ?100%を再生アルミで作ってる・・・ということで自分のiPadのボディーはエコのご時世、アルミ屑製なんかなあ(;^ω^)
アルミと言っても多分アルミ合金なんだと思います。iPhone7発売頃(2016年)は”筐体までハイテク”的アピールしてました。広告には「7000番台アルミ合金」という言葉が登場します。アルミニウムをベースに亜鉛やマグネシウム等を添加し熱処理して作られた合金。ご存知ジュラルミンがその代表格。航空機材、車軸、金属バットなど小型軽量で強靭さが必要な用途に活用され素アルミよりだいぶ高価です。
つまりパコパコの樹脂じゃなく軽量で強固な装甲をまとったiPhoneだったわけです。ところで第二次世界大戦時中のゼロ戦の部材はこの7000系合金で、その呼び名も「超々ジュラルミン」(マジです)。つまりジュラルミンを超えた超ジュラルミンをさらに超えた超々ジュラルミン!意味分からんけどなんかスゴそうですね。
比重はステンレスの7.9に対し2.8でずいぶん軽いです。iPad miniは300グラムで仮にコレが全部ジュラルミンの塊(そんな訳ないけど)ならステンレスで作れば1キログラムにもなります。指原莉乃のCMでネットしながら居眠りして顔にスマホを落すヤツあったけど同じ経験あります。すごい痛いけど誰にも怒れない・・・。でもステンレス製だったらきっと流血の大惨事になっていたんでしょうね。