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3Dプリンターがやってきた!~製品や治具の試作に活用(品質保証室)

品質保証室に3Dプリンターが導入されました! 3Dプリンターとは、“でかい!どんくさい!ドコに使うねん!”の頭文字を取ったものではありません。形状の3次元のデータを元に立体造形するものです。

3Dプリンターによる立体造形(材料押出堆積法/FDM)

高額な3Dプリンタならそのまま利用できる立体物(パーツや製品)を樹脂や金属で形成できるようです。が、お求めやすいこのモデルでも、製品や部品の試作や組立方法やアタリ具合などを検証するためにはとても有用です。

3Dプリンターによる立体造形(材料押出堆積法/FDM)

このモデルは、熱で溶かした樹脂をノズルから押出し積上げて形を作っていきます(材料押出堆積法/FDM)。耐久性が高く、試作品や治具、簡易型の造形などに適しています。どうでもいいことですが、室長好みのアニメキャラのフィギュア製作には向いていないそうです。「そのために買ったのではない」そうです。当たり前でしょ。「フィギュアの3Dデータを作るのが大変で・・・」 そういう問題ですか!?

3Dプリンターによる立体造形(材料押出堆積法/FDM)

↑写真では光を照射している風な絵ですが全くの嘘です。実際は金色のヘッドが下の置台にくっついて樹脂を吹き出します。(動画をご参照ください)
反面、素材を溶かして積み上げていくため、断層が目立ちやすいとうデメリットがあり、表面の滑らかさが求められる造形物の出力には向きません。出来上がった造形物は↓ご覧のように積層の状態が見て取れます。

3Dプリンターによる立体造形(材料押出堆積法/FDM)

↑おいおい、やる気あんのか?このサンプル。なんか素人見には根性ナシでガクッとテンション下がるんですけど・・・。でも品質保証室長は、3Dを“でかい!どんくさい!ドコに使うねん!”とは言わせない人。近いうちに治具や製品の3Dモデルがご紹介できるはずです・・・多分。ぜひ期待下さい!

ちなみに↑これは社長が3Dプリンターの造形中動作をコマ落としで撮影したものです。もうちょっと積み上がっていく様子が観たい・・・と思うのですが、(造形物のサイズにもよりますが)完成には2~3時間かかるのでスマホ電池が持ちません。

 


: 2020/07/06

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