コロナ化が急拡大したベトナムに滞在中の杉田社長より「次のような記事を見つけた」と情報提供がありました。
1.台湾の衛生福利部、新型コロナウイルス感染症向け漢方薬「清冠一号」に緊急使用許可を付与 (台北駐日経済文化代表処)
2.インド当局、世界初の新型コロナDNAワクチン「ザイコブD」を緊急承認 (REUTER)
●台湾の漢方薬「清冠一号」
漢方がコロナに効くのなら買って飲んでみたい。だけど台湾は感染者数の人口比はまあまあ高いものの、その絶対数は相当少なのではないでしょうか。そういう点で、本薬の治験数が有効性をうたうに十分なのだろうか・・・と少し疑問も感じなくは無いです。
●DNAワクチン「ザイコブD」
このインドが世界に先駆けて承認したというワクチンには2つの大きな特徴があります。
(1)世界初承認のDNAワクチン、 (2)針のない注射器で接種する。
DNAワクチン
コトバンクによれば「DNAワクチン」とは
「プラスミドと呼ばれる環状のDNAに抗原を発現するウイルス遺伝子を組み込んだもの。接種すると、体内で病原体のたんぱく質がつくられ、これが抗原となって免疫が得られる。」とあって・・・なんのことかよくわからない。
「コロナ遺伝子を注入!?」といっても、コロナの特徴であるトゲトゲ形状のサキッチョ部分だけ作るDNA。つまり、人の細胞に結合するスパイクタンパク質部分だけなのです。ここのDNAだけ注入すれば免疫系への十分な刺激となる。その後は「免疫系が抗体をせっせと作って本物が来る前に準備を終えておく」・・・ここはどのワクチンも同じ。
「免疫システムが抗体を作る動機付け=ウイルス抗原」なのですが、その抗原を「どう作るか、作らせるか、届けるか」の違いでワクチンの方式※が違ってくるようですね。※参考:アンジェス社のホームページ ※ワクチンの種類:不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンなどなど
針のない注射器
「Injex50」を開発するアイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社の医療製品らしい。
映画などでは見たことがあるけど、どうやって体内に届けるのか? クラウドファンディングFUNDINNOのホームページによれば、
「直径0.18ミリのノズルからスプリングの力により高圧・高速のジェット流で皮膚内に薬液を直接拡散注入する仕組み」とあり、ワクチン液は、表皮・真皮下の皮下組織に届きます。
ただ、皮下組織の更に下が筋肉になります。コロナワクチン接種は長い針をズブリと差込む筋肉注射が一般的ですが、針無しでは底まで届かないので効果に違はないのでしょうか? だからこれは3回接種なんですかね。
※写真は全てイメージで,元の記事のものではありません。 ※医学など専門知識を持って書いているのではなく、個人的な意見・感想および偏見で作成していますのでご了承ください。