自分専用ファブリーズを毎月1本消費するファブリアンのわたしは、居間だろうがトイレだろうがクルマだろうが、あちこちにファブリーズを配備し、ボトルがファブ欠になるといたく機嫌が悪い。そんな消臭マニアのわたしが今注目しているのが「オゾン消臭」だ。
■三角関係の破綻。つまはじき者は強力なキラーに変身!
普段わたしたちが吸っている酸素(分子)とは、酸素原子が2個ペアになって漂っている。そこに強い紫外線や放電が当たると、なんと酸素の三角関係ができあがる。その関係、人間でもそうだけど酸素たちはとても落着かない。そこで、すぐにペアに戻って余ったアローン酸素を爪弾きにする。
哀れ疎外された酸素は凶暴化し「ニオイ」や「ウイルス」やら見境なく襲いかかるキラーになるのだ。三角関係の末にすさんだ酸素の行動が消臭力や殺菌力を生むという訳だ。
■しかし爪弾き者の酸素は意外にいいヤツ
しかし、その結果・・・
◯ ニオイ成分を分解して消臭する!
◯ カビやウイルスを無力化してくれる!
そのくせ
◯ 電気と空気があれば発生できる。フィルタも薬液もいらん!
◯ 拭いたり乾かしたりなど余計なことをしなくてよい!
◯ 使用後は、全く何も残らず汚染がない!
オゾンと言ったってただの酸素原子。襲う相手が無くなれば、残った孤独酸素同士でうまくやる。ただの酸素に戻って何もなかったように平穏に暮らすのだ。
■オゾンはこんなところで使われている!
食品業界では、その殺菌力や使用後の無害性からオゾン水として食品洗浄にフツーに利用されている。中古車屋やホテルなどで高濃度のオゾンを充満させて臭いオッサンの匂いを消臭。また介護施設などでも汚物臭の消臭やウイルス低減に利用されたと結構使われている。
■オゾン発生器はコロナウイルスに有効か?
最近「奈良県立医科大~(世界初)オゾンによる新型コロナウイルス不活化確認 」という記事を見かけた。また検索してみると「藤田医科大学~本学の村田貴之教授が人体に安全な低濃度オゾンガスで新型コロナウイルスを不活性化できる事実を世界で初めて発見」などの記事が見られる。「初」かどれかは別にして、ポイントは「低濃度」つまり家庭用のオゾン発生器でも効果が得られるって事じゃないかと思った。
■amazonで低濃度オゾン発生器をポチる
早速、色々実験してみようとamazonで検索してポチった。3千円弱(発生量:100mg/H)の機器だ。使用感は別記事で書くとしよう。
ところで、消臭にせよ除菌にせよ「健康」や「衛生」に関わる商品って、粗悪品や誤った使い方は逆にカラダに害悪になることだってある。オゾン発生器を調べたときに、専門サイトみたいなのもあって「amazonで買ってはいけない!」とはっきり書いてあった。内容は「ごもっとも」と納得できることもある。でも、言ってるそのサイトに販売掲載されている商品がamazonでも出品されてるというのは・・・なんとも説得力が・・・。
浄水器や空気清浄機やオゾン発生器などの衛生や食品関係の商品にはそれぞれ専門の「協会」があってガイドラインを策定している。協会員は安全側に寄ったソレに則れば、取り敢えず作り手として不安なく商売ができる。しかし、安値で殴り込みをかける振興メーカーの作戦はシンプル。「安くてすぐ効果が実感できる」つまり即効の速攻だ。故にほぼブレーキを掛けずにタイトなコーナーに突っ込んで来る。
そこには当然行き過ぎの危険性が潜む。ただ、切羽詰まるとコロナワクチンなどの特別措置(いてまえ認可)もあるご時世だし、安全側で守りを固めていると感染状況次第では一気に「やりすぎ製品」が市場を一気に席巻してしまう可能性も低くはない。ウイルス禍を千載一遇の好機と捉える荒くれ者は多い。
amazonでン千円で買えて、手間いらずで「消臭」と「除菌・除ウイルス」のダブル高効果が狙える「オゾン発生器」!自己責任で試してみた。と書きながら既に2号機もポチっている・・・。(文中写真は2号機)
★オゾンとステンレス配管:錆びにくいステンレスでも、酸化力の強いオゾン水は要注意!ステンレス配管の被膜をより強化して腐食から護る「GOLD EP」加工がお薦めです。
★オゾンの有毒性:オゾンは一定以上の高濃度では人体にも影響を及ぼします。オゾン発生器の使用や実験は自己責任でお願いします。