日章アステックの本社(箕面市)には、なんと神々しく光輝く五重塔が置かれています。
なんでも平成13年、当時日章アステックにおられた名溶接工が五重塔の図面からステンレスパーツに展開された3,300点もの部品を、丹念にTIG溶接して作成したといいます。パーツ組立後は電解研磨を全体に施し、要所には金メッキや様々な化学処理で表面処理しているそうです。
五重塔が立つステンレス板の地面には鏡面仕上げの池も配置され、金色の五重塔を映してます。名工が細部まで丹念に加工し、製作に数か月を要したまさに工芸品!
TIGで入念に溶接したといいますが・・・溶接感がない見事な仕上がりですね。拝観料は通常400円のところ、今ならご来社のお客様に限り無料。多分ずっと無料。
ところでなんで五重塔なんでしょうか。「男の子ってなんでそんな面倒くさいこと好きなの?」ってのが、デアゴスティーニさんの戦艦大和やフェラーリみないなヤツですよね。なんかこう「細部に神が宿る」っていうような精巧な構造物を、神を探しながらコツコツ作っていく。こういうところ、男のDNAのどっかにシッカリ溶接されてますよね。